7月7日 高瀬川釣行

 急峻な流れに磨かれたヤマメに会いたい

高瀬川
釣り欲満々こんな流れが大好き

岳渓流を釣りたいなあとなんとなく思っていた。里川も好きだけど僕は山岳渓流の澄んだ流れと落ち込みの白泡が大好きだ。でも一人で遠くに出かけるのは億劫だし、木戸川にでも行こうかなあと思ったのだけど、どうにも体力に自信が無くそれならと高瀬川渓谷に出かけることにした。高瀬川渓谷はそれなりに大岩があり淵有り瀬有りで大淵は高巻きをしなければならないほどでそれなりに山岳渓流気分を味わえる。しかも道路に平行して流れているのでちょっと無理をすればエスケープもしやすいの川だ。僕の大好きな川のひとつだ。昔は、いつも良い釣りができたものだが近年はあまり釣果に恵まれていない。それでもこの川が好きで毎年通っている。10時ころに現地着。ゆっくり準備を始める。今日は、小さなポイントも丁寧に探ってのんびり一日楽しむ予定だ。コンビニで買ったパンとジュースをベストに押し込んで入渓地点までのんびりと歩いてゆく。途中、木を刈った跡にキノコを発見。細い切り株から生えている。何のキノコかはわからないけどそんな風景に目をやれるのも時間と気持ちに余裕があればこそだ。

ヤマメ
小さいけど尾びれが大きい

つもの入渓場所に下りると、なんとルアーマンが入っていた。しかもちょうどキャッチしたばかりのようだ。ルアーに食い下がった魚体が光を纏ってピンピンと跳ねている。しかたない上流にもどるしかない。今下ってきた山道を戻りまた道路に出た。しばし上流に向かい入渓した。焦ることは無い。時間はたっぷりあるんだから。川原に下りてまずは第一投。小さな流れ出しの尻でヤマメが反転した。残念ながらフッキングしなかったが魚影が確認できただけで一安心だ。前にも書いたとおり近年はあまり良い釣りができなくなった。でもここからヤマメが出るということは・・。期待に胸が高鳴るのでした。さてすぐ上の開けた流れにフライを落とす。絶好のポイントなのだが反応は無い。隣の筋の沈み石の脇にフライを流してもやはり無反応。「ん〜!ここまでかなあそうだ!大事な事を思い出した。ここ高瀬川でよい釣りをしたい人にヒントです。昔、ここをガイドした時にも教えてあげたのですが、いかにもというポイントにはあまり入っていません。

ヤマメ
こんなサイズが多かった

ちょっとした小さなポイントが狙い目です。えっ!こんなとこに?って言うようなところに魚が入っているのです。小さなポイントを侮ってはいけません(笑)ということで、この素敵なポイントも分流の流れ込みの30cm四方くらいの小さなポイントにフライを落としてみます。絵に描いたように出てきました。「やっぱりなあ」一人満足して悦にいっております。

日は曇りの予報だったけど突然霧雨が降り出したり止んだりという釣りにはうってつけのお天気です。レインウェアを着たり脱いだりやっかいなことこのうえないですがね。その後も、大場所小場所を丁寧に流します。こんなに魚いたのかしら?と思うほどよく出てくれます。もうすでに二桁はリリースしたでしょう。 大きなプールを見下ろす崖の大石の上で昼食にしました。ベストとレインウェアを脱いでウェーダーのベルトをはずしリラックス。少しゆっくりとランチにしました。本当に贅沢な時間です。幸せ。この川のヤマメもとても綺麗なヤマメです。幅広で尾びれが大きくよく走り回ります。

ヤマメ
本当に綺麗なヤマメ、すでに二桁リリースしました

漁協のお墨付きですから間違いありません。今年の春、少しだけ釣りに入った時入漁券を確認にきた漁協のおじさんが「ここ場所のヤマメは綺麗だべ、天然物だかんねえ。 なにしろこの上とずっと下には放流してるけどここだけは放流してないからなあ。天然物しかいねえんだ・・。」って言っていたもの。放流してないといいながら入漁券だけはしっかり売って歩くしたたかな漁協なのでした(笑)さて、少しゆっくり過ぎたようで雨脚も少し強くなってきました。もう少し釣り上がってから終了としましょう。午前中と変わって新子ヤマメが出始めました。漁協の言うように放流魚じゃなくて事前に再生産したものだとすればたいしたものですが・・。