4月23日 夏井川釣行

 今年の春は大荒れの天気の影響で一か月遅れのスロースタートになった。

夏井川
一カ月遅れのシーズンインとなった夏川上流はすでに初夏の装い

4月の上旬から太平洋側を中心に降り続けた大雨の影響は4月下旬になった今も河川の増水という形で影響を残し続けていました。一方、会津方面はと言うと去年の暮れからの大雪で未だ雪代の影響で増水中。解禁になった今でも釣りに行けず欲求不満が溜まりに溜まっていたところです。 行きつけの某ショップの店長が4月始めに「S見さんが、夏井川に取材に来たらしいですよ」って言っていたそのTV番組を見て、「ああ、あそこなら水が引けるの早いかも」と思った僕は今年、福島の初釣行を夏井川の上流に決定しました。そこは僕の家からそう遠くではないので、遠征が出来ないときに遊びに行く川なのです。まさか解禁のスタートになるとは今の今まで思ってもいませんでした。そもそも今日の釣行も最初から予定していたわけではなく、たまたま用事があって午後から会社を休んだものだから偶然にもそのついでの結果なのでした(^^; 。

つもの場所から入渓しました。S見さんがTVで釣っていた場所のもう少し上流、いつもの僕の流れです。 やはり、水位は高くまだ少しだけど濁りが残っています。夏井川そうは行ってもここは夏井川の最上流部ですから水位が下がるのも時間の問題でしょう。

さて、いつもの場所に車を停めいつものように準備を始めるのですが、目の前に見える流れに気ばかりが焦ってしまい、ティペットがなかなか結べません(^^;

夏井川のヤマメ
半年ぶりの再会となった浜通りのヤマメ。宝石と呼ぶに相応しい魚体だ

本当に久しぶりの釣りなんですからここは大目に見ましょう(笑) さて久しぶりのキャスティングです。まずは流れ込みの手前の流れが緩くなるところにフライを落とします。本当ならここの深みからスーッと浮いてきてフライを咥えるはずなのですが反応がありません。魚が居ないのか先行者に怯えて流れの隅っこで息を潜めているのか・・・。 次は流れ込みのまさに流芯の波立った筋にフライを入れるとキラッ!と光って反転したヤマメがロッドの先で跳ね回ります。 この感触、半年振りの待ちに待った感触です。大事にネットにすくい上げると春の陽にキラキラ輝いた綺麗なヤマメがそこにいます。半年振りの再会に、しばし見とれていましたが気を取り直して静かに流れに戻しました。 その後、同サイズのヤマメを数尾キャッチしたところで先行する餌釣りさんを発見し、ここで退渓を余儀なくされました。

S見さんが釣ったポイントは桜が満開。 車に戻ったけれどまだ陽は高いし久しぶりの釣りなのだからもう少しだけやって行こうかなあ。S見さんが釣っていた場所を覘いてみようか、昔はたまに釣っていたところだけれど最近は全く釣ったことが無かったなあ・・。おやおや車が停まっています。「どうも釣り人みたいな感じだなあ・・。」

夏井川のヤマメ
日も暮れた暗がりの中、水面を割って出た宝石

姿は見えないのでロッドをセットし川に入った。2、3回キャストしてみるが反応は無い。そうこうしていたら上流からフライフィッシャーが戻って来た。「やっぱり釣り人だったか、これじゃ釣れないかもしれないね。」 この綺麗な一尾に会いたかったのだ ちょっと開けたプールの岸際にフライをキャストすると素早いアタックがあってロッドが曲がった。ネットに収め、僕はなんとなく安心した。解禁最初の釣りは毎年のことだが心が落ち着くまで時間がかかるのだ。今年の最初の釣り、陽も落ちてきたところで終了。