7月31日 桧枝岐川釣行

 桧枝岐でキャンプ&フィッシング。

木賊温泉
七入駐車場の下は見るからに良さそうな流れだが沈黙していた。

枝岐に出かけた。今回は釣りだけでは無くキャンプも重要な目的。ここのところ夜討ち朝駆けの釣りが続いていたので少しのんびりとした釣りがしたくなった。キャンプでもして朝日と共に魚と遊んでこよう。いつもと同様、金曜の夜の出発だが明日は一泊予定なので焦りは無い。心配なのは天気予報で、毎週大雨に悩まされて来ていたがどうやら今夜も雨の予報だ。しかし今夜中には雨も上がるらしいので何とか釣りにはなるだろう。とりあえずいつもの様にミニ尾瀬公園前の駐車場で一夜を明かす事にした。車の外は結構な本降りだが天気予報を信じ、缶ビールを空けてさっさと寝た。目覚めると雨はすっかり上がっていて僕の日頃の行いの良さが実証される結果となった(笑)

木賊温泉
こんなサイズのイワナがポツポツと釣れ始めた

ずは、少し上流に移動し七入の駐車場付近から入渓した。駐車場下の流れも魅力的なのだが全く反応が無く、期待の橋の下でも空振りとなった。どうにも魚の反応が悪いのは何が原因なのだろう、まさか僕の日頃の行いってことは無いよなあ。七入の橋の上の広い流れ、本流の左岸沿いを流れるフライが沈み石の横を通った時、イワナがスーッと浮かび上がってフライを咥えた、22センチ位の割と綺麗なイワナだった。その後も岸沿いの小さなポイントから同サイズが出たが残念ながらフッキングしない、どうもおちょぼ口のイワナが多いらしい。キャンプ場下のプールからは20センチに満たないちびイワナが出るのだが、早起きしてこのサイズじゃあいかにも物足りない。いつもならこのまま釣り上がってしまうのだが中州の向こうに細い分流があるのでそちらも釣ってみる事にしよう。中州を渡り対岸の流れにフライを流すと同じ流れから3匹のイワナが顔を出した。白のディアヘアウイングのカディスは結構お気に入りらしく、その後も小さな落ち込みの尻などからイワナが顔を出してくれた。

木賊温泉
反転流の白泡の中から飛び出した29cm程のイワナ。残念ながら鰭が丸く回復途中。

日はさらに上流に上がってみようと思っていた。大きなプールをエスケープして上流へと釣り上がったが、先程までの魚影は無くなった。右岸の落ち込みの脇に小さな反転流を発見した、白泡がプカプカ浮いているそのポイントにフライを落とすと白泡を割って結構なサイズのイワナが飛び出した。残念ながらフライを咥えてはくれなかった。もう一度キャストしたが反応は無くフライを交換していると同じ場所でまた水しぶきが上がった。暫くみていると別の場所で水しぶきを上げる。狭いエリアだがイワナはグルグル移動しながら何かを捕食している。フライを#14のフライングアントに交換しポイントに落とした。イワナはそこより30cm程下流でライズした。も一度キャストすると今度はその上流でライズする。しかもかなり派手なライズだ、何を捕食しているのだろうか。僕はライズのタイミングを測った。上流側でライズを確認した後、5つ数えて下流側にプレゼンテーションした。彼は待ってましたとばかりにフライを咥えた。結構でかいな、尺あるかもしれない。反転流の淀みから流れに飛び出したイワナは川幅いっぱいに所狭しと走り回り、ようやくネットに入った。残念ながら尺には届かなかったが29cm程の良型だった。でもよく見ると鰭が若干丸まっている、成魚放流されたイワナが残った物らしく川底の色と同色のオレンジ色の腹をしたイワナだった。今一つ残念ではある。さらに上流へと進むがここから先は20cmクラスがたまに顔を出す程度、ここでの釣りは早々に打ち切って、今回もう一つの楽しみであるキャンプの準備にかかることにした

木賊温泉
キャンプ中の皆さんとのんびりした時間を過ごす。

つもお世話になる『かわばたキャンプ場』に向かった。予約も入れずにいつも飛び込みなのだが嫌な顔一つせず、迎えてくれるのでついつい甘えてしまうのだ。キャンプ場に着くとご主人の『りゅうちゃん』と奥さんの『せっちゃん』が笑顔で迎えてくれた。「僕:今日泊まれる?」「せっちゃん:もちろん、もちろん、好きなとこにテント張りなよ。あ、今日は15人位の団体さんが入るからちょっとうるさいかもしれないけど。」「僕:了解。」どうやら山登りのお客さんらしいからそんなにうるさいって事はないでしょう。僕は、団体さんの邪魔にならない様なスペースにテントを張った。テントの設営を終えて一休みしているとせっちゃんがやってきてトイレのほうを指さし「ほら、何か変ったと思わない?」って言う。「はて?」と目を凝らすと以前からあるトイレの横に新しい建物が建っている。「あれ?温泉でも掘ったか?」と冗談を言うと「来てみなよ」と僕を引っ張る。ドアを開けてみろと言うので言うとおりにすると部屋の真ん中にウォシュレットが自慢げに座っていた。壁には大きな紅葉の写真のフレームが掛けてある。おそらくカメラ好きのりゅうちゃんが撮ったものだろう。「Owner:えー、すごいじやん」「せっちゃん:前のも全部ウォシュレットにしたんだよ、きょうびこれくらいしないとお客さんが来てくれないよ。」と言っていた。『かわばたキャンプ場に家族連れには特にうれしい施設が出来ました♪』と、本リポートにてコマーシャルしておきましょう。(笑)

木賊温泉
久しぶりにお気に入りのテントを張った。今夜は焚き火とウィスキーで乾杯だ。

て、テントの設営も終わり、のんびりと昼下がりを過ごしていると。田島町まで買い物に行っていた『りゅうちゃん』が帰ってきた。パイプやらなにやらをキャンプ場に運び込んで来た。洗い場の排水が故障したらしく急遽配管工事が始まった。常連のお客さんを巻き込んでの大工事が始まった。僕も例外ではなく工事部隊に参加することになった。かわばたキャンプ場の新しいキャッチコピーは『土木工事体験が出来るキャンプ場♪』と決定した(笑)

木賊温泉
僕のキャンプには角瓶が欠かせない。

ろそろ、夕食の買い出しも兼ねて温泉に浸かってこよう。町営の共同浴場『燧の湯』に行ってきました。さすがに夏休みと言う事もあって温泉は大混雑でしたが、露天風呂で汗を流し、眼下の支流に遊ぶイワナを見て日頃の憂さを晴らしているとポツポツと雨が降ってきました。あら、降ってきたねとのんびり構えていたのだけれど突然気がついた「あ、フライシート・・・!」暑いのでテントの乾燥もかねてフライシートは付けないままで置いておいたのが裏目に出ました。あわてて風呂を出てキャンプに直行。めでたくテントがびしょ濡れになっておりました。それからフライシートを掛け、再度買い出しに行く羽目になりました。

木賊温泉
この火を朝まで燃やし続けることになる。でも焚き火の炎はやはり落ち着く。

回はキャンプを楽しみたいと言うのが一つの目的だが、弟は仕事だし他にメンバーがいないのでソロキャンプになってしまった。ソロと言った途端にキャンプの楽しみがちょっとだけ減る。野外炊飯と焚火を囲んでの釣り談義のの予定が、必然的に食事も至って質素に手をかけずに済むメニューになった。 食事はマーボ粥と野菜炒めを一人前、このひとり分の量加減がとても難しいのだ(^^; それでも焚火だけは実行しないと気分が収まらないので濡れた薪を拾い集めて火を着けた。ひとりで焚火の炎を眺めながらウィスキーを飲んでいるとそろそろ睡魔が襲ってきたのでここはあっさり睡魔に席を譲った。明日は支流の舟岐川に入る予定、きっと本流よりは綺麗なイワナがいるだろう。