Field Reports

明日の楽しい釣りのために、今日の記録を残しておこう。

■9月25日 蒲生川釣行

最終釣行は、只見の奥山へ出かけた

只見沢
只見沢発チャレンジの弟が釣り上がる

よいよ今年も禁漁が近づいてた。一般渓流は今回が最終釣行になるだろう。 金曜の夜、仕事を終えると弟と待ち合わせて一路、奥会津の只見町を目指した。いつも秋の終りは田子倉湖に流れ込む只見沢に釣りに行くことが多いのだが弟はまだ言ったことが無いらしく、それなら只見沢に行くことにしたのだ。自宅から約200kmの道のりだが、最終釣行だと思えばそう苦になるものでも無い。もっとも運転手はOwnerじゃ無いからね(笑)。翌朝1時過ぎに只見沢出会いの浅草岳登山口の駐車場に到着した。数台の車が停まっているが果たして釣りか登山なのか。まずは車中で仮眠を取ることにする。

只見沢のイワナ
23cmほどのイワナがカディスパターンを咥えた

に起こされて目が覚めた。まだ朝霧で川面が霞んでいるが出発することにして釣り支度を始めた。周りの車には人が乗っている様子も無く、僕らよりも早く山に登ったのかそれとも川に入ったのか、後者でないことを祈りつつ川に下りた。まだ薄暗い中、釣り上がる。ポイントは知り尽くしているつもりだが、出が悪い。小さなヤマメがフライにじゃれてくるがフッキングしない。

カディスフライ
今日の主役はこのカディスパターン

ばらく釣りあがった所で石の上に真新しい足跡を発見した。「やっぱり、出が悪い訳だわ」「僕らより先に入ったって事は真っ暗いうちに川に入ったってことか?」「えさ釣りの人は早いからなあ」なんて話をしながら数尾のチビイワナとチビヤマメと遊んだが、どうにも反応が悪いので川から上がることにした。川から上がって登山道に出たときに偏光グラスが無いのに気がついた。しまった、さっきチビイワナをリリースした時だ。慌てて川を下ったが、どこでリリースしたのかわからない。今年もサイトマスターが流れに消えた。誰か拾ったら大事に使ってくれたまえよ。

蒲生川
澄んだ蒲生の流れ、そこそこにイワナは居る

て、これからどうしたものか。久しぶりに、蒲生川にでも行ってみるか。小さいながらもイワナが遊んでくれる事だろう。入渓場所さえ間違えなければね(笑)蕨畑を抜けて車を停めた。タックルの準備をしているうちに弟はサッサと川に消えていった。「ガイドの僕を置いて、何て奴だ!」。準備を終えて川に入ると気持ち良さそうにキャスティングしている弟がいる。さて、イワナは釣れるのだろうか。

蒲生川のイワナ
丸々と太った蒲生川のイワナ

は、今日のためにタイイングしたカディスパターンを流れに浮かべた。水底の石の色を映した青い流れはいかにも清々しくその美しさはOwnerのお気に入りだ。小さく波立った流れに乗ったカディスが小さな水飛沫とともに水中に消えた。ゆっくり立てたロッドの先でイワナが暴れた。広くゆったりした透明な流れの釣り、朝のストイックな釣りと違って何とも爽快、これがフライフィッシングの醍醐味だ。


弟もイワナと遊ぶ

った以上にイワナの反応は良く、飽きないほどにイワナは顔を見せてくれた。弟もリリースを繰り返し僕らは至福の時間を過ごしたのだった。流れのよれ、大石の脇、カーブのえぐれ、反転流、イワナはここだと言うポイントから次々と顔を出した。思った以上に楽しい時間をたっぷりと満喫したのだった。

蒲生川
大石のえぐれから良型が顔を出す

年は夏から大雨が続きしばらく釣りの出来ない日が続いたが、ここにもその名残があった。僕の身長を超えるくらいの高さの草木が流れに洗われた跡がはっきりと残っている。まだ、水が出たばかりのようだ。今は平水の流れに戻っているが山岳渓流の怖さを改めて感じた。只見沢にしろ蒲生川にしろ、勾配の大きな山岳渓流で一番怖いのが鉄砲水だ。昔と違い交通が発達し誰でもが山奥まで入れる昨今、無理な釣行で命を落とす釣り人も少なく無い。くれぐれもご注意めされよ。さて、今年の釣りは良い形で締めくくることが出来て幸せだった。

蒲生川
今シーズンは終了。来シーズンに続く道。

スキの中の帰り道は、来春の釣りに続いている気がする。青空が最高に心地よい。