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魚と戯れるための様々なテクニックと小技がある

■Webキャスティングレッスン2

■unit2 実習1「ダブルホールのタイミング」

効果的なダブルホールのタイミングを習得するにあたって、4拍子のダブルホールと、今回解説するホールの二つの動きをビデオで確認してください。後者の方がタイミングが遅いのがわかりますでしょうか。

4拍子のダブルホール
4拍子のダブルホールはフォワードキャスト、バックキャストともにロッドのスタートとともにホールを開始する方法です。多くのビギナーはこの方法を学習していると思いますがこの方法はホールのパワーが分散してしまい効率的にラインスピードを上げる事が苦手です。ホールのパワーでロッドを曲げることでロッドの反発力を増すことには有効なのですがそれは決してホールのパワーが有効に使われて居るとは言えないのです。
効率的なダブルホール
これは、Unit1で解説した摩擦の少ないホールのタイミングです。実際にはロッドが最大限に曲がった時からホールを開始してロッドが真っすぐになったタイミングでラインをリリースする方法です。この方法だとロッドにかかるライン負荷が少なくて済むためロッドがとても軽く感じるはずです。長いラインをフォルスキャストしてみればその差は顕著です。重い番手のラインを一日振り続けたらその違いはロッドハンドの疲れにはっきりとに現れるはずです。

文章でタイミングの話をしても極めて伝わりにくいので早速練習を始めましょう。

4拍子のダブルホールのタイミングを確認しましょう
10mほど地面にラインを伸ばします。そうですピックアップの練習をするのです。ピックアップのスタートと同時にホールを開始してみましょう。ストリッピングガイドに力がかかりロッドが曲がります。ラインはロッドの復元力で後方に跳ね上げられる感じで飛んで行きますね。

☆バックキャスト時のホールのタイミング

☆フォワードキャスト時のホールのタイミング

効率的なダブルホールのタイミングを覚えよう
では、前述した摩擦が無い状態でのホールを意識してみましょう。ピックアップを開始してもまだホールは始りません。ロッドが直角(ロッドが一番曲がった瞬間)(なる瞬間)をイメージして瞬時にホールをします。(ラインを戻すのを忘れずに)ホールのタイミングが遅くなる分、ホールのスピードは4拍子のホールよりも早くなりますので注意してください。タイミングが合った時、ロッドの抵抗を感じる事無く、ラインがロッドに跳ねあげられる感じでも無く、ラインそのもののパワーで後方に伸びていく感じがつかめると思います。それがバックキャストでのホールのタイミングになります。前者と後者の違いはラインが跳ねあげられるように飛んで行く感じか、ラインが自分で伸びて行く感じかの違いです。(僕の個人的な感覚ですが(^^;)

☆バックキャスト時のホールのタイミング

☆フォワードキャスト時のホールのタイミング

当然、ロッドハンドにはホールによる負荷は感じられないので前者よりはるかにロッドが軽く感じられるはずです。これはロッドハンドの疲労軽減に大きく貢献するはずです。これが一歩進んだダブルホールのタイミングです。同じようにフライラインを後方にたらし前方上空に向けてキャストしてみましょう。同じタイミングでホール出来たらそれがフォワードキャストでのホールのタイミングになります。バックキャスト・フォワードキャストともにロッドハンドの移動とホールは同時に始まるのでは無く、ロッドハンドの移動後、若干のタイミングがあってホールを開始するのがちょっと進んだダブルホールです。実際のキャスティングではその瞬間付近のタイミング(ロッドを幾分曲げてあげる事が有効になる場合もあるし)でロッドの特性や風の具合なども考慮しながら状況に合わせたキャスティングする事になります。