騒がず焦らず

釣り
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目の前の深みに、良いサイズのヤマメが揺れているのを発見した。一呼吸おいて落ち着いてから毛ばりを落とそう。まずは、ティペットをチェックしフライラインをクリーニングしよう。

リールからフライラインを引き出し、足元の水際に落とした。某社のクリーニングツールをロッドに取り付けフライラインを挟みラインを手前に引っ張るとクリナーが施されたラインが出てくるので適当なところでリールに巻く。それを繰り返し、そろそう完了かと思うところで”ペシッ”と言う嫌な音が聞こえた。

おそるおそるロッドの先っぽに目をやると下を向いたトップガイドが恥ずかしそうにフライラインにまとわりついていた。声も出ず、ため息と一緒に全身の力が抜けた。

まだ今日の釣りは始まったばかり、替えの竿も持ってきていないしこの場はこの竿で凌ぐしかない。バックキャスト時にラインが絡まぬように、第一スネークガイドの上に残った4cm程のブランクをスネークガイドのフット位置でポキンと折った。目の先のヤマメは騒ぎに乗じてどこかへ姿を消していた。

そう言えば、去年も同じことをやって愛竿のティップを折ったっけ、どうにもこうにも己の学習能力の低さに閉口する。

子供のころから言われて来た「そそっかしい」「落ち着きがない」「注意力が足りない」と言う性格は歳を重ねるごとに、老人性の認知症と相まってその存在感を増し続けている。「マズイ、非常~にマズイ!」

ティップなんか無くても釣りは出来る・・・けどな・・・

まあ、騒ぐなよ、ティップごとき無くても釣りは可能、流石にメンディングはきついけどキャストするだけなら問題は無い。でも渓流釣りに必要なのはメンディングだったりするんだよな。

また、ティップ作らなきゃならん、めんどくさいのう。

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